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日本の森林の多様性-森の宝庫の競演

温帯で一番豊な生態系を誇る日本の森からのエッセンシャルオイル(精油)はその生態系の豊かさ故に多様多種ですが、yuica(ゆいか)は多くの実験と長年の研究の後、厳選して9樹種の木の最適な部位からのエッセンシャルオイル(精油)を提供する事にしました。


昔からヒノキの香りは日本建築の象徴のひとつでもありました。「日本書紀」にも神社は檜で造るよう指定されているほど、ある種「神々しい」香りがあります。ヒノキの幹には地中から吸い上げた水が含まれ、それ故か木部から採った精油はほのかな土の香りがします。

クロモジはクスノキ科の木で、主に落葉広葉樹林の林床に育ちます。低木で名前の通り、緑色の枝には黒い斑点があり、それが筆で「黒い文字」を書いたように見えることから、この名前がつけられたようです。

ニオイコブシはモクレン科の木で、飛騨地方では「タムシバ」と呼ばれています。「ニオイコブシ」の名前の通り、香り(ニオイ) が群を抜いて良い木です。尾根筋の高木で、その枝の採集は困難を極め、モミなどに比べて抽出量も非常に少なく、極めて希少価値の高い精油です。


モミはマツ科の木です。北海道の「トドマツ」は「モミ」の兄弟のような木で、これは植林・育林されたものです。その「トドマツ」の精油も「モミ」として販売されていることが多いのですが、yuica の精油「モミ」は天然林の自然植生から得られたものです。モミは高い山の尾根の辺りに育つので枝葉の採取は非常に困難な作業となります。

現在日本の森林の40%が人が植えた育成林で、その中でもスギが群を抜いて多いのです。それ故私たちが、山の近くで一番よく出会うのがスギの林です。従って、私たちが一番多く接するフィトンチッドは、スギの枝葉の精油の香りに近いといえます。

ヒメコマツは、おとなしくて狂いの少ない木として有名で、「木型」などにも使われる材です。香りもマツ科の他の木よりも柔らかい印象で、落ち着いた気分を誘う香りがします。


アスナロは別名ヒバと呼ばれていますが、能登地方ではアテとも呼ばれて、輪島塗の木地にも使われている木です。昔から香りの強い木として有名で事実ヒノキチオールはアスナロに一番多く含まれています。

サンショウは、その英名Japanese Pepperが示すように葉も果実もすがすがしい芳香を放つ、日本の代表的な香辛料です。昔から消化器系を中心に種々の治療や予防に用いられ、若芽、葉、実を活かす料理方法も受け継がれています。サンショウの精油の香りには、スキッとしたミカン科独特の特徴があります。

若いときの樹皮がサクラに似ているので、サクラの名がついていますが、カバ科の木です。しかも、かなり山奥に育つ木です。とても堅い木で、家具の良材です。昔、樵(きこり)は斧を振るって一日の仕事を終えるとミズメザクラの樹皮を疲れた体に貼ったと言い伝えられています。確かにこの精油には湿布薬に含まれるサリチル酸メチルが含まれています。