国産エッセンシャルオイル yuica は、高品質精油(アロマオイル)です。


産業革命以降、人類は多くの便利さを手に入れ、生活が一見豊かになった気がしていました。しかし、産業革命の基礎となった近代合理主義そのものに誤りがあったことが、環境問題や人間の健康の問題で証明されてしまいました。
近代合理主義は人間の理性こそ神に近づけるもっとも大切なものだとし、中でも科学的に分析的方法を使い、化石資源をうまく活用すれば人類には永遠の幸福が手に入るかのような幻想をばらまきました。その結果、地球環境は日々悪化し、それに比例するように人間の心と体も蝕まれるようになってしまいました。
健康や医療の面でも、現在はまだ対症療法として化学薬品に頼る医療が主流であり、私たちが問題にする人間のトータルな健康(ホリスティックヘルス)に関しては、現時点ではまだまだ市民権を得ていない状況にあるといえます。
しかし、自然の一部として人間の身体が本来持っている能力を基本とし、五感を活かす必要性はますます高まっています。ここでは「日本産アロマ」を活用した生活のあり方をイメージして、心と体のトータルな健康の未来をさぐってみましょう。
私たちは、日本の生活の中に「香り」を含めて五感を大切にした文化を取り戻し、発展させることこそ現代人の生活が幸福につながる重要なステップだと考えています。
「都会という砂漠の中でオアシスに似た家という森に帰る」
このフレーズにあった生活をイメージして、アロマを取り入れてみようではありませんか。
これから述べることは私が自らの体験をベースにまとめたものですので、個人的な感想ともいえますが、参考としてご紹介します。

ヒトはそもそも「森を出たサル」で、ヒトとサルの遺伝子は90パーセント以上も同じです。そうした生き物としてのヒトは、その約90パーセントの遺伝子を癒す場所がないことには、心と体の健康が保てません。
これまで述べてきたように、視覚や聴覚は大脳皮質に届きます。しかし、その情報過多からくるストレスをやわらげるためには、大脳辺縁系で受け取る嗅覚によって交感神経と副交感神経のバランスを保ったり、免疫系の強化につなげたり、感情コントロールをうまくしたりすることが不可欠です。まさに大脳の「皮質」と「辺縁系」のバランスがとれる環境、いわば「五感にひびく心地良い空間」こそ大切です。そして、その心地良い空間で心と体の健康を取り戻しながらできる文化こそが、地球環境の保全や人類の本当の幸福に結びつく、真に新しい文化だと考えられます。
人間は一日一人で空気を約20キログラも吸います。通常成人は、なんとその体重の30パーセント以上の空気を毎日身体に出し入れしているのです。ところが、その空気は人類がかつて自然の中で吸っていた空気とは違ってきています。
今日でもよく手入れされた里山の近くで、谷川も流れているような場所の空気は、えもいわれぬくらいに爽やかです。その爽やかな空気に室内を近づけるために、自然が生み出したアロマを自然蒸散で香らせたり、ルームスプレーで空気を浄化したりして、森林浴の環境を日々の生活の中でつくりだしましょう。

サンショウやヒノキを加えたブレンドの香りが、目覚まし時計のベルが鳴る前に部屋の中に漂うように仕掛けておけば、香りが眠っている人を目覚めモードにしてくれます。そしてその後、谷川の音や小鳥の鳴き声をまじえた目覚ましの音が聞こえると、森の中で自然に目が覚めたようなすがすがしい朝の目覚めになるでしょう。
歯磨きには昔からクロモジの楊枝が使われてきました。クロモジは抗菌効果がある上に、その香りには覚醒作用もあり、朝の元気付けにもなるからです。また、のどのうがいにはコップの水にニオイコブシを一滴たらせば、粘膜に良い効果が出ます。
洗面所やバスルームには、サンショウとヒノキの香りを加えた芳香剤をセットしておくと良いでしょう。トイレの消臭にもなります。
人間は一日約2キログラムの水と2キログラムの食物を体内に入れます。この水や食物が体に良いものかどうかが、その人の健康を大きく左右します。
朝食の前に、まず温かいお湯を一杯飲むのが良いと言われています。先に胃を暖めてから食物を入れた方が、胃が活性化しやすいからです。その時「元気がないなあ」と思ったら、私はサンショウを一滴加えたお湯を飲むことにしています。好みによってはハチミツやユズを加えてもかまいません。食材はなるべく旬のものを選び、そしてよく噛むことを心がけています。
仕事に集中して疲れたと思ったら、スギやニオイコブシにリラクシング効果があると言われる成分があります。ヒノキとクロモジは、疲れを癒す一方、集中力を増すための高揚効果もあります。また、気分的にシャキッとしたい時はサンショウの香りが効果的です。さらに、長時間コンピュータなどに集中し肩がこったり、力仕事やスポーツなどで筋肉が疲労したら、ミズメザクラがブレンドされたマッサージオイルやクリームで肩や腰などを指圧するのが良いでしょう。
掃除をして空中にほこりが舞った後の空気浄化は、ニオイコブシとヒノキのブレンドや、モミとスギのブレンドを使ったアロマスプレーを噴霧するのが良いでょう。
洗濯のすすぎにアロマの香りを加えたり、アイロンをかける時にアロマの香りを霧吹きしても良いでしょう。
お風呂と香りの関係は前述しましたが、そもそも日本人にとってのお風呂は、単に体を洗うだけのシャワーとは違います。湯船のなかに体全体をひたしてゆっくり時間を過ごすという習慣があります。この習慣をより豊かにするのが、日本産アロマの入浴剤です。「yuica ゆいか」を例に取とると、日本の森からの芳香と温泉の湯の花エキスの融合は「森林浴をしながら温泉に入る」体験を家庭で追体験していることになるでしょう。さらに、石けんやシャンプーも自然素材にし、森の香りに包まれたバスタイムを実現すれば、「新しい入浴文化」の創造となり、お風呂に入るのが最高の楽しみとなります。
男性にも女性にもぜひ試してほしいのは、聴覚と嗅覚を一緒に働かせて「音楽を聴きながら香りを楽しむ」という方法です。さらに、視覚も使う映像を加えて、豊かな森の映像を見ながら野生の香りであるニオイコブシやクロモジのブレンドの香りをかいで、ゆったりとした時間を過ごすことを想像してみてください。曲と映像と香りの選択はいろいろ考えられ、その組み合わせが希望を育んだり、心の底からの疲れをときほぐす休息時間となります。就寝前にこのようなリラクゼーションの時間を過ごせば、とても良い夢が見られそうな気がしますね。
このように、朝起きてから眠りにつくまで、食事も含めて生活全体の中で五感をうまく刺激しながら生活を組み直してみましょう。そうすると、生きることが何かとても楽しく、そして心身共に健康を保てそうではありませんか。
どうかここで紹介したいくつかのシーンの一つでもあなたも実行してみてください。そして、そこから自然の力を使って生活に変化をつけ、健康な毎日を送る、そんな生活をこの一歩から始めてみませんか。