クロモジ（クスノキ科）

今、高山正プラス（yuica）は全て雪の中。

この雪の中でも、精油の抽出は毎日続いています。

yuicaの主力である「クロモジ」も抽出していますが、

材料の入手先が飛騨高山から、雪が少ない南飛騨下呂方面にシフトしています。

写真はどちらも黒文字の幹ですが違いが分かりますか？

右が高山産、左が下呂産のクロモジです。

右の高山産は、毎年冬になると雪に押されて幹が寝てしまい、

春になると立ち上がる。また次の冬には寝てしまう。

雪の中で我慢しながら、こんな生態を繰り返すので、

幹が弓のように曲がってしまうのでしょう。

これに比し、雪が少ない下呂産のクロモジは

芽生えた時から真っ直ぐ育ち、雪の苦労は知りません。

環境によって、見た目にこんなに形態に違いができるのですね。

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