飛騨高山は今、雪の季節真っ只中。
どこもかしこも白く染まり、音も雪に吸い込まれ静寂が立ち込めています。
その中で、輝く緑を溢れるように覗かせる針葉樹の葉。
飛騨高山の極寒の環境でも「針葉樹」は、なぜ葉っぱを落とさないのでしょうか？
樹木は根から水分を吸い上げますが、特に広葉樹は寒くなると葉の水分が凍り、そのことが植物にとって大きなダメージとなり枯れ落ちて行きます。
広葉樹のほとんどは、葉を落とすことを生き抜く術として選び、
一方、針葉樹は葉を落とすのではなく、細長くすることを選びました。
針葉樹は、細長くしたことで体積に対して表面積が小さくなり、寒さの影響を最小限に抑え、葉の中に水分が通っても凍りにくくなった訳です。
そして、葉が落ちないことで一年中光合成をし、より高く高く少しでも太陽に近づくように背を伸ばし成長できるようになりました。
yuicaの香りの針葉樹は、ヒノキ、スギ、モミ、ヒメコマツ、アスナロの4種です。
植物の生き抜く術に思い馳せて香りをご体感いただくことも楽しみの1つに加えてみてはいかがでしょうか？
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